

2)海外援助機関との連携の促進
OECFは、援助方針の調整を通じて海外援助機関との適切な役割分担を図るとともに、双方の方針が一致する場合には、同一のプロジェクトに対し共同で融資を行う協調融資にも積極的に対応しています。
このような海外援助機関、中でも国際機関との連携には、大きな資金ニーズに対応できることや、経験・ノウハウを相互に活用することにより、より良い事業の形成・実施を図ることができる等の点で双方にとってメリットがあるのです。
中でも協調融資については、国際機関は資金力を持つ日本に対し、とりわけ強い期待があります。
例えば世界銀行の1997年度(96年7月~97年6月)の協調融資のうち、二国間援助機関からの協調融資金額の約3割が日本であり、そのうち約5割がOECFとなっています。
このように日本、OECFの割合が高いのは、資金力もさることながら、円借款の譲許性が高いこと、調達条件がアンタイドであることなどの理由があります。
それに加え、調達・貸付実行等の借款手続きも国際開発金融機関とほぼ同様であることから、国際開発金融機関、開発途上国双方にとって、他国のタイド援助と比べ協調しやすいという特徴によるものです。
