
「組織的知性(Organizational Intelligence)」略して「OI」とは、企業や組織が、その集団的頭脳をミッションに動員させる能力のこと。この能力のない組織は、機能不全に陥ってしまう。
本書は、最も賢い組織(そして最も愚かな組織)がどのように機能しているか、幹部や管理者が自分の会社や部署をもっと知的に機能させるにはどうすればいいかを教えてくれる。
著者は、マネジメント・コンサルタントとしての25年の経験をもとに、機能不全に陥った組織の症状を「注意力欠如障害」から「福祉国家」まで17項目に分類し、大変重要な概念であるエントロピー(対立、孤立、統率力不足といった数々の悪影響によってエネルギーが失われること)について説明する。
さらに、知的な組織に見られる7つの特徴を明らかにし、世界中の何百もの組織のリーダーたちとの共同作業のなかで獲得した、貴重な洞察を披露する。
示唆に富む事例、興味深い話、著者自身の経験談がぎっしり詰まった本書は、企業や組織の集団的知性の定義・査定・開発のための実用的な枠組みを提供してくれる。
学術的というよりも、コンサルタントとしての経験をもとにして書かれた本。
企業組織や会社の陥りがちな盲点を発見し、指摘しています。